So-net無料ブログ作成
検索選択

Twitterまとめ投稿 2014/03/03 [つぶやき]


釈喜浄 [こだわり・哲学・主張・宗教]

「釈喜浄」
これは、昨年亡くなった親父の法名です。人間は亡くなるとお釈迦様の弟子になるそうです。お釈迦様から「釈」の一文字をもらい、あの世でも徳を積むため魂の修行を続けるのでしょう。肉体は滅びても魂は生き続ける。親父を亡くしたときから、よりそう思うようになりました。俗世では利己的な人が多いですが、あの世ではどうなのでしょう。私は俗世でもあの世でも努めて利他的に生きようと思っています。

昨年12月、晩年、痴呆と身体の不自由の為、訪れることの叶わなかった故郷、先祖も眠る宮崎のお寺に親父の納骨をさせてもらいました。1月に一周忌を終え、そして本日、京都の大谷本廟に分骨を行いました。10センチ四方にも満たない小さな白い陶器の骨壺にはお骨が三欠片入っています。寂しいですが、これが親父の生きていた証です。

現在私は親父が老人ホームに入る迄の数年間暮らしていた自宅一階の部屋で暮らしています。数年前にリフォームしたので親父が暮らしていた痕跡はほとんどありませんが、昨日、押入れの中に押し込んでいた開かずの耐火金庫をカギの救急車に依頼し中身の確認をすると共に処分を行いました。

たいしたものは入ってないとわかっていましたが、やはり財産的にたいしたものは入っていませんでした。ただ全てのものは親父が大切だと感じて金庫にしまっていたものです。内容物は、印鑑、テレビショッピングで買ったであろう見るからに価値の無さそうな時計に私がプレゼントしたセイコーの時計、親父が若い頃の写真や私たち子供のためにかけてくれていた簡易保険の証書、給料明細、そして、その他の証書に紛れて家庭の事情から高校を中退してしまった妹の通知表がありました。それは当時の記憶が色濃く残る私にとって、とても感慨深く、切ない気持ちにさせるものでした。

チビで不細工で不器用で口下手で世渡り下手でなんの取り柄もない頑固親父でしたが、私や家族に対する優しい心はお釈迦様以上だとありがたく感じずにはいれません。ありがとう。
2014-03-10-09-23-42_deco.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

Twitterまとめ投稿 2014/03/19 [つぶやき]